美容液といえば、よく聞くのがエイジングケア※や保湿・美白など。いくつか種類がありますよね。※年齢に応じたお手入れを行うこと
各メーカーそれぞれ、最新技術や有効成分を豊富に取り入れるなど、
今や肌悩みのある女性にとっては、なくてはならないアイテムの1つかと思います。
しかし肌悩みが多い場合に、「あれもこれも何種類か取り入れたいけどいいのかな?」
「効果が半減してしまわないかな?」などと、ふと疑問に思いますよね。
今回は、そういった疑問を解消していきます。よかったら最後までお付き合いくださいませ。
美容液を2種類以上使っても大丈夫?
2種類までならOK。
最近シワやたるみが気になってきたあなた。すぐにエイジングケア美容液を購入したとしましょう。
しばらく使い続けているうちに、少しずつ少しずつ、乾燥からくる小じわが目立たなくなりました。よっしゃ!いい感じ!
しかし鏡をよく見ると、うっすらとシミが頬の一番高いところにあるのを発見!。
こんな時あなが次に起こす行動は、『美白美容液』を手に入れようかどうか、もしくは皮膚科を受診するかどうか、などと検討されるかと思います。
ひとまず『美白美容液』を試してみて、もし効果が感じられなかったら、その時は皮膚科に相談しよう。
と、この時にふと気になるのが、そうです。美容液併用可能かどうか問題ですよね。
いま既にエイジングケア美容液を使っている最中で、さらにこれにもう1品追加してもよろしいのかどうか?!
むしろこの場合、美容液2種類づかいがおすすめといえます。
次のような方法で、エイジングケアと美白ケアのダブル効果をねらいましょう。
二種類同時に使用する場合、まずはテクスチャーの軽いものから先にぬって、次にそれよりも重い方を使えばOKです。もっとわかりやすくいうと、サラサラで水分が豊富に含まれた美容液を先に、白く濁っていて油分が多く含まれている美容液を後からぬる、ということです。そうすることで、なじみがよくなりそれぞれの成分の浸透を妨げることなく使用でき、効果があらわれやすくなります。
もしくは、朝と夜でそれぞれ1種類ずつ使うという方法もあります。
ちなみに2種類以上、すなわち3種類4種類と美容液を使いたい場合はどうなるのか?という疑問に関してですが、これは控えた方が無難といえるかと思います。なぜなら、その分油分を必要以上に重ね過ぎることになるため、逆にべたついて吹き出物がでる等、肌トラブルが生じる可能性があるためです。
お肌のターンオーバーの事を考えると、やはり最低でも1ヶ月は同じ種類のものを使い続けることが大切です。年齢にもよりますが、お肌は(20代だと)約1ヶ月で生まれ変わります。お肌にかゆみや赤みなどの肌トラブルがない限り、少なくとも1ヶ月は試してみてください。
ちなみに40代のターンオーバー周期は55日であります。。。(約2か月.....)
効果が目にみえにくいからって、すぐに使用中止することはもったいないでございます。
以下、年代別のターンオーバー周期
・10代→20日前後
・20代→28日前後
・30代→40日前後
・40代→55日前後
・50代→75日前後
・60代→100日前後
美容液の種類と選び方
- エイジングケア
- 保湿
- 美白
- 毛穴
- 肌荒れ/ニキビ
- ブースター(導入)
- オイル などなど。
美容液にはさまざまな種類があり、肌悩み改善の目的によって選びます。それぞれの目的に特化(美容成分配合)した美容液でケアする事で、より効果が期待できるというわけです。
例えば、美白ケアしたいという場合には、メラニンの生成を抑制しシミ・そばかすを防いでくれる『アルブチン』や『コウジ酸』『ビタミンC誘導体』などが配合された美容液を選ぶとよいです。
成分一例
以下ご参考までに、美容液の種類別にそれぞれの主な有効成分について一例です。
エイジングケア・・・レチノール、ビタミンC誘導体、アスタキサンチン、アセチルヘキサペプチド-8など
保湿・・・アセチルヒアルロン酸ナトリウム、アミノ酸、セリン、グルタミン酸、セラミドなど
美白・・・アルブチン、コウジ酸、ビタミンC誘導体、トラネキサム酸、エラグ酸、リノール酸など
毛穴・・・ハマメリスエキス、チャ葉エキス、イタドリ根エキス、オウバクエキスなど
肌荒れ・・・酢酸トコフェロール、グリチルリチン酸類、ヨクイニンエキスなど
ニキビ・・・ピリドキシン、ローズマリーエキス、ユキノシタエキス、ヨモギエキスなど
上記の様な成分が含まれる美容液を選んで、肌悩みを改善しましょう。
美容液を使う順番
前述のとおり、美容液にはそれぞれ役割や目的があり、使う順番を守ることで、その効果を発揮してくれるものです。
一般的な使用順としては、
①化粧水
↓
②美容液
↓
③乳液・クリーム
※ただしメーカーや商品によっては洗顔後、化粧水の前に美容液を使うよう指示されているものもありますので、その際はきちんとその表記に従うようにしましょう。
乳液やクリームの前に必ず使うのが鉄則です。乳液やクリームには油分が含まれていますが、その油分が邪魔をして美容液の有効成分が角質層まで充分浸透しにくくなってしまうのを防ぐためです。
美容液の効果的な使い方
化粧水や乳液・クリームよりも高価であることがほとんどの美容液。せっかく頑張って手に入れた最強アイテムの効果を、最大限に発揮するためのつかい方について説明します。
①メーカーが推奨する量を手のひらにだす
↓
②手のひらで温めて体温と同じくらいにする
↓
③顔全体になじませる
↓
④乾燥など肌悩みのある部分にもう一度少量を重ねてぬる
↓
⑤ハンドプレスで肌への浸透を高める
※ぬる際にこすったりパンパンと肌をたたいたりすると肌への刺激となって、くすみやたるみの原因となるため、やさしくやさしくを心がけましょう。
美容液とほかの基礎化粧品との違い
スキンケアの主役である美容液も基礎化粧品のうちの1つですが、今一度あらためてそれぞれの役割やつけ方についておさらいしておきましょう。
・化粧水の役割→角層をやわらかくして、水分を補給する
肌表面の角層は、平均約00.2mmほどの薄さで、ラップ1枚分と同じくらいです。この薄い角層に吸収される水分量には限界があります。
洗顔後はできる限り早めに化粧水をつけるようにします。で、ここでなじむのを待っていると、せっかく補充された水分が蒸発してしまいます。すぐに乳液やクリームをつけましょう。
・美容液の役割→加齢とともに不足するお肌の機能をおぎなうための、肌悩み集中ケア
年齢を重ねるたびに悩みも増えていくもの。化粧水よりも粘度があり、保湿機能や肌の水分蒸発を防ぐアイテム。うるおいを保って肌もやわらかくしてくれるものと定義されています。
・乳液・クリームの役割→水分の蒸発を抑え健康な肌の状態を保つ
お肌のバリア機能は年々低下していきます。肌表面から水分を蒸散させないようにするため、人工皮脂膜としてうるおいを閉じ込める重要な役割があります。
お風呂上りは、入る前よりも乾燥が進むといわれています。上がったあとはなるべく早めのケアを心がけたいですね。
まとめ
悩みも多ければ、まとめてケアしたくなるのは当然のこと。美容液を二種類使う場合は、先にテクスチャーの軽いほうから使いましょう!
効果の有無に関しては、お肌の生まれ変わる周期(ターンオーバー)から考えて、アラフォーは少なくとも約2か月は様子を見た方がベターです。
せっかくの有効成分の働きが分散してしまわないよう、的を絞って効果を発揮させるという考えから、1種類のみ使用を推奨されているケース(サイト)もあるようです。
ただ考え方は様々です。
どれが絶対に正しいということもないと思いますので、自分がよいと思う方を選ぶ、それでよいと思います。
私としては、目的の異なる美容液を2種類使って、相乗効果をねらいたい!と思う次第です。
それぞれの肌悩みにあった美容液で集中ケアして、美肌を育てましょう!
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